
世界では約300種類の鳩がいますが、日本で繁殖している野生の鳩は主に6種類存在します。
街で良く見かける「ドバト」は中央アジアやアフリカ、ヨーロッパ等に生息する
「カワラバト」の家畜化された品種で、野生の鳩には分類されません。
言い換えると、都会の空では鳩を何千羽も飼っていると言えるのかも知れません。
通称は「山バト」。木の枝などで巣をつくり、
木の実や穀類を食べるが都市にも進出し、ドバトのように
人の生活に密着して生活する傾向にあります。
体は全体に赤紫色を帯びており、背中に鱗状の模様があります。
ドバトが赤みがかかったような体つきが特徴です。
鳴き声も特徴的で「デゥーデゥー、ポッポー」と繰り返して鳴きます。
昼間から近くで鳴かれると騒音として気になる時もあるぐらいです。
薄い灰褐色、白い尾の鳩。主に林や河原、住宅地などで生息しています。
埼玉県の越谷市付近に生息している天然記念物なのです。
越谷市の鳥とて指定され、埼玉県の県鳥にもなっています。
「クックー、クッ」とか「ポッポー、ポッ」という鳴き声で鳴きます。
一時は絶滅の危機に瀕しましたが、最近では埼玉東部を中心によく見られるようになりました。
全体に美しい緑や赤色の体をしています。全長30cm程度。
山地の広葉樹林に生息しており、十羽程度の群れで行動することが多いです。
ドングリや液果などの果実を採食しています。
ミネラル補給のために海岸で海水を飲むことも知られています。
繁殖期は6月~7月頃で、樹上に皿形の巣をつくります。
「アオーアオー」と独特の不気味な声で鳴くことから、「アオバト」と呼ばれるとの説もあります。
こちらも絶滅が危惧されている天然記念物です。
頭部は青灰色、背と肩羽・雨履は光沢のある金緑色で、肩に白斑があるのが特徴です。
雌は雄より総体的に淡い色をしており、全長約25cmとやや小型な鳩です。
国内では南方の八重山諸島、宮古諸島の広葉樹林に留鳥として分布しています。
本州、四国、九州の暖かい太平洋岸に生息する国の天然記念物です。
樹林の木の実を捕食し、体長は約40cmと鳩の仲間でも最も大きい部類に入ります。
島などに住み繁殖力が弱いため、個体数が減少している貴重な鳥類のひとつなのです。
小笠原に生息した「アカガシラカラスバト」や
八重山諸島に生息した「リュウキュウカラスバト」は絶滅したと言われています。
鳩の仲間にはドバト以外にも国の天然記念物になっている種類もあり、
美しくキレイな羽色の鳩も存在するのです。
都会の人は特に鳩といえばドバトを思い浮かべるでしょうが、
希少種も含めて鳩は鳥獣保護法によって保護された鳥なのです。
許可なく捕獲したり、雛や卵を採ったりすることは禁止されています。
知っていましたか?